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読んだり、書いたり、編んだり 

ウマそう・散歩・風俗系(II)

 そして終盤で出てくるべてるの家につながるのは、「できない自分を伝えれば、だれかが手を貸してくれる」という話。そういう話もよかったけど、こないだ買ったべてるの家の昆布や燻製、ウマいな~と思って食べている私には、共働学舎でつくっているチーズがうまそうというのが実はいちばん残っていて、Webサイトまで探しだして、そのうまそうなチーズの数々を眺め、注文しようかな~ともだえているのであった。
 写真の美しい本である。

 昼過ぎ、近所までちょいと知人のアッシーをした後は、めちゃくちゃ天気がいいから散歩に出た。隣駅のほうまで、またまた歩いたことのない道を歩いてみる。2日ほど冷やっとした気温が続いたあとだからか、さんさんと陽が照って、暑いくらいだ。さすがにお腹が減って、本屋をのぞいた後に蕎麦を食べに入る。その後もう1軒本屋をのぞくが、「鳩よ!」を置いてない。「鳩よ!」はこの5月号をもって休刊(事実上の廃刊だろう)になる。私も定期購読をやめて2年になる。ときどき特集によっては買ってきたが、さすがに休刊となるとさびしい。定期購読をする前も、何度かリニューアルをするのを眺めつつ、時々買ってきた雑誌だった。・・・暑いので、途中でアイスを買って、食べながらまたてくてくと帰る。
 
 久々に鰺が出ていて、今晩は鰺のたたき・キムチ和え。明日食べようと張り切って野菜のマリネもつくる。酸っぱいおかず(シェフ同居人が酸味嫌いなので自作するしかないのだ)が食べたくて、切り干し大根の酢の物と、キノコをチンしてポン酢&レモンかけしたのをつくる。
 
 『もうひとつの道』と一緒に買った、阪井由佳子の『親子じゃないけど家族です』(雲母書房、2002年)、これを晩ご飯の前後に読む。“「訓練しない第二の我が家」と感じてもらえるよう、家族以上にお互いをいたわり、支えあう「デイケアハウス・にぎやか」を運営してきた”という阪井さんの話。歳は私のたった(?)一つ上!
 「にぎやか」の日常であろうスケベじじいの話がたくさんあって、阪井さんは笑いころげ、泣きじょうごの感動屋。帯の文句は「老人介護 風俗系!?」だ。
 そして今日も一日が終わる。30日締め切りの原稿は、、、、、
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ウマそう・散歩・風俗系(I)

 今日は起きたのが昼前、たらたらと朝飯を食って、コーヒーを飲みつつ、昨日の晩から読みかけていた横川和夫の『もうひとつの道』(共同通信社、1999年)を読んでしまう。べてるの家のことが書かれているというので買ってしまった本。第1部はシュタイナー教育の話で、長くマスコミの取材を断ってきた日本のシュタイナー学校・東京シュタイナーシューレが、授業や職員会議を初めて公開したそうだ。シュタイナー学校やシュタイナーの思想については、古くは子安美知子の『ミュンヘンの小学生』や子安文の『私のミュンヘン日記』などで読み、その後もときどき関連書を読んでいた。シュタイナー学校のことが書いてあるとは思わずに買ったので、ひさびさに読んだかんじだ。
 シュタイナーの思想は神がかり風なところもあり、名前からして神秘学とアヤしい。が、その教育思想や学校は、「バカの行く学校」だの「勉強を教えない学校」だの言われながらも、支持層がそれなりにあるようだ。日本の文部省は認可しない学校であるが、各地でシュタイナー学校をつくろうという動きもいくつかあるし、横川の本にもこんなことが書いてある。
▽シュタイナー教育についての理解が日本でも広がるにつれ、シュタイナー校に入れたいという親の問いあわせや、毎月開く「出会いの会」への参加者も増えている。
 「ともすれば子どもをシュタイナー校に入れさえすれば親は安心してしまいがちですが、親もそれまで培ってきた価値観や意識を積極的に変えていく努力をしていかなければなりません」と、竹田さん[東京シュタイナーシューレ設立以来音楽の専科を担当してきた先生]は親の意識改革が必要だと訴える。(73-74ページ)

 この横川の本、第2部の保育所の話にしても、第3部の競争から共生へというところにしても、大人や親の意識改革ということが地下水脈として流れている。
 大阪のアトム保育所の保母・市原さんはこう言う。
▽「いまの大人は子どもがあこがれるような大人になっていない。大人じゃない大人が保母となり、親になっているのが現実です。だから毎日、人間関係で悩んだり、四苦八苦している。年齢を重ねたから大人になれるのでも、子どもを産んだから親になれるのでもない。大人になりきれていない自分を自覚し、受けいれながら、大人自身が人間的に成長しようと努力をすることが必要だと、ますます思うようになりました」(105-106ページ)

 
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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