読んだり、書いたり、編んだり 

大絵巻展@京都国立博物館

大絵巻展@京都国立博物館を再度見物。

2週間前に、展示替え後の絵巻を見物しようと早起きして開館時間をめざして行ったところ、定刻の開館時間である9時半に着いたら、すでに「入館1時間待ち」になっていた。この暑いのに1時間待ちはキツいのう、それに待って中へ入ったところで、ところてんがずるずると押し出されるのと同じ状態で、ゆっくり見物もできまい、どうせ並ぶならもっと早く来て開館前に並ぶほうがヨイ…ということで、あっさり「後日、出直し」と決め、その日は京都市美へ行った。

で、出直しの日をどうするかとシフト表をにらんで思案していると、行けるのは最終日ということになった。開幕初日と、最終日と、こんな見物は初めてである。

おそらく9時半より前に繰り上げ開館しているだろう、ゴッホ展の経験を考えると9時に開けるだろうと推測し、京博8時半到着をめざして、早起きして行く。前の晩も早く寝て、6時起き、朝ご飯を食べて、ウチを出たのは7時前である。

8時25分くらいに京博前についた。すでに正門にも南門にも列ができている。南門前の列の後ろに並ぶ。前に並んでいたご夫婦は広島からやってきて、昨日も来たがものすごい待ち時間だったので出直して今日来たと、その前に並んでいたおっちゃんは見にくるのは6度目だと話していた。6度はスゴイ。

予想どおり9時に開門し、正門と南門と両方から、建物の前までざくざくと列はすすむ。そこから20人ずつくらい区切って入館。中へ入ると、思ったよりも空いていた。小走りに奥へ奥へと進んでいく人たちがいる。どうも「源氏物語絵巻」と「鳥獣人物戯画」を「1列目で見るための列」がつくられているらしい。

「源氏物語絵巻」はいずれ徳川美術館へ見にゆけばよい、「鳥獣人物戯画」は京博の平常展示でちょこちょこ並ぶということで、列には並ばんでええなと決める。はりきって列に並んでいく人が多いせいか、他の展示ケースの前はけっこう空いている。

 餓鬼草紙や病草紙、屁こき踊りの福富草紙、狸と十二支の合戦のやつ、異時同図がつかわれている信貴山縁起絵巻の尼公の巻、酒呑童子… 後半を見るのを楽しみにしてたやつをゲラゲラ笑いながら見てあるく。源氏物語絵巻と鳥獣人物戯画も、列のうしろからのぞいた。

 しまいまで行ってからもう一周見ようかとも思ったが、だんだん館内は込んできて、人でぎゅうぎゅうになってきたので、まんぞくして出る。
 売り切れを案じていた図録も入手して出たのが10時。「入館2時間待ち」「源氏物語絵巻を前でみる列は40分待ち」というスゴイ状態になっていた。
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所蔵品展I 全員集合! @伊丹市立美術館

所蔵品展I 全員集合! @伊丹市立美術館を見物。

伊丹市美は、風刺画のコレクションがすごい。「風刺とユーモア」をテーマにかかげる美術館だけある。
地下の展示室では所蔵品展ということで、ジェイムズ・ギルレイとオノレ・ドーミエが並べてあった。なんども見たやつもあるけど、なんべん見ても、オモロイ。
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狂相曲シャリヴァリ宮の才人たち 百花繚乱、19世紀パリ人物図鑑@伊丹市立美術館

狂相曲シャリヴァリ宮の才人たち 百花繚乱、19世紀パリ人物図鑑@伊丹市立美術館を見物。

チラシを見てから、(こ、これは見たい、見にいくぞ)と思っていた。雨もまだ降らず、いつものようにぶらぶらと猪名川沿いを歩いて伊丹へいく。めちゃくちゃ風が強くて、ヒコーキも反対側から着陸してるし、スズメも飛ばされそうな状態。そのなかを歩いていったせいか、美術館についたら、えらいこと目が痛く、エレベーターの鏡でみると、風上側の白目のとこが、真っ赤っかになっていた。

柿衞文庫を見物したあと、いざ「狂相曲シャリバリ宮の才人たち」の展示室へ。バンジャマン・ルボーが描いた人物戯画で、19世紀の絵入風刺新聞「シャリヴァリ」紙上で掲載されたやつ。100点余りというその作品群のうち、伊丹市美では約70点をもっている。

おそらく当時の有名人たちがたくさん描かれているんだろう。私が名前のわかるのはアングルとユゴーぐらいだったけど、見ていると、ニヤ~と笑ってしまう。ぷぷぷと吹いてしまう。

いや~おもしろかった。じつにオモシロかった。

http://www.artmuseum-itami.jp/
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雲英文庫に見る芭蕉・蕪村・一茶と新しい領域@柿衞文庫

雲英文庫に見る芭蕉・蕪村・一茶と新しい領域@柿衞文庫を見物。

伊丹市美を見物にいったついでに、柿衞文庫も見る。今回は1階の展示室だけでなく、2階の展示室も1室つかって、柿衞文庫としてはわりと大きい展示。

自画賛の軸物、短冊、俳書など。それとこの雲英コレクションの見どころだという絵入の俳書(絵俳書)、俳諧の摺物(俳諧一枚摺)がおもしろい。この絵俳書や俳諧一枚摺は、錦絵や浮世絵にも影響を与えた分野だという。へええ

http://hccweb6.bai.ne.jp/kakimori_bunko/
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バーナード・リーチ展@兵庫陶芸美術館

バーナード・リーチ展@兵庫陶芸美術館を見物。

篠山にできた兵庫陶芸美術館の開館記念特別展II。父ちゃんのクルマで連れていってもらう。じじいの運転はかなりこわかった。

駐車場から、エントランスでチケットを買って「エレベーターで3階へ」と言われる。3階で渡り廊下のようなのをとおって、展示棟へいくと、そこは「1階だ」と言われる。むずかしい建物である。

その展示棟の1階と2階、そして地下1階にリーチのやきもの、デッサン、版画を中心にならんでいた。平日ながら、けっこう人が多かった(学生さんらしい若い人と、中高年のおばちゃん、おっちゃんなど)。

建物からはまわりの山や川がみえて、天気もよくて、きもちのいい空間であった。
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修理完成記念特別公開 大威徳明王坐像@京都国立博物館 平常展示館

修理完成記念特別公開 大威徳明王坐像@京都国立博物館 平常展示館を見物。

ひさしぶりに京博の平常展示を見る。修理のすんだ大威徳明王坐像も見てみたかったし、全体をぐるっとまわる。

大威徳明王坐像は、手が左右に3本ずつあった。こういう手が多いのは阿修羅や千手観音で見ているから、そう珍しくない。

珍しかったのは、脚も左右に3本ずつあったこと。脚がたくさんある像…と思いおこしてみるが、そういうものを見た記憶がひっぱりだせない。だから、たぶんこういう脚がたくさんある像は初めて見るのだろう。

顔もあちこちたくさんあって、それが全部目を剥いている(憤怒の顔というやつ)。あちこち向いて、全部目を剥いて、手も脚もようけあって、なんや忙しそうな感じもした。

いや~それにしても脚が3本ずつ、6本というのは、強い印象を受けた。
おもしろかった。
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大絵巻展@京都国立博物館

大絵巻展@京都国立博物館を見物。

初日の開館時間をめざして、仕事に行くよりも早起きして、仕事に行くよりも早く家を出て、京博へ行く。

ゲートの前には、ほどほどの行列。いざいざ。
ロッカーへ荷物をいれて身軽になり、スコープを首からさげて、いざいざ。

第一展示室ではべったり展示ケースに並んだ人がたくさんたくさんいたので、とりあえずすっとばして、第二展示室から見る。地獄草紙、餓鬼草紙、病草紙と、スゴイのが並んでる。病草紙の「霍乱」「息の臭い女」が笑える。

紫式部日記絵巻では、むかーし切手になっていた場面が出ていた。

とくにおもしろかったのは、信貴山縁起絵巻の「飛倉」まさに「倉が飛ぶ」という話と、十二支に加えてもらえなかった動物がタヌキを大将にして仇討ちを考えるという絵巻(そのことの次第は下巻で出てくるらしい)と、屁こき踊りでウケたという絵巻(それをマネしようとしてしくじった人の話が下巻にあるらしい)で、かなり笑える物件であった。

いちばん最後に堀江物語絵巻というのがあって、岩佐又兵衛のやつだった。もう、画面のどこもかしこもみっちり描いたような絵。

これはとにかく展示替えのあとにも来なければっ!と今から気合いが入る。

http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html
http://daiemaki.exh.jp/
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京琳派 神坂雪佳展 宗達、光琳から雪佳へ@なんば高島屋グランドホール

京琳派 神坂雪佳展 宗達、光琳から雪佳へ@なんば高島屋グランドホールを見物。

出ているものの多くは細見美術館がもっているものだが、細見へ行ったとて、これだけ雪佳ばかりを見られるわけではないから、こういう企画は「雪佳をたくさん見たいぃ」という者にとって、ウレシイ。

雪佳(SEKKA)といえば、版本『百々世草(ももよぐさ)』。東京近美での琳派展のときも、細見でも、ほんの何ページかしか見たことがない。もしかして全部ひろげて並べるのかなーと期待していた。残念ながら全ページというわけにはいかなかったが、そこにあったのは『百々世草』の原画。版本は細見も持っているのだが、原画は出版社(芸艸堂 うんそうどう)の持ちものだった。まあそうか。

雪佳の絵は、花鳥風月やデザインものと思っていたが、人物画もかなりの数を描いているのだった。

それと、雪佳が好んだという、雪佳と似たふんいきの中村芳中の作品も、雪佳以上にゆるりとした風情でよかった。
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ニキ・ド・サンファル展 解放された女神たち@大丸ミュージアム・梅田

ニキ・ド・サンファル展 解放された女神たち@大丸ミュージアム・梅田を見物。

ニキが来る、ニキが来ると楽しみにしていたやつ。那須のニキ美術館へも一度は行ってみたいのだが、大阪からはなかなか遠くて、まだ果たせずにいる。

ニキが亡くなってから、日本で初めての回顧展。初期から晩年まで、絵やポスター、立体などいろんなのが並んでいる。絵やポスターもよかったけど、やはり立体の「ナナ」シリーズや「タロットガーデン」のシリーズはおもしろい。ニキを有名にしたという射撃絵画(絵の具の袋を埋め込んだ石膏レリーフをライフルでぶち抜いて仕上げたやつ)は、なかなかスゴイものがあった。

図録が売り切れていたので、とりあえず絵葉書をたくさん購入。ミュージアムショップには、ニキの立体作品をアレンジしたビニールバルーンがいろいろあった。買って帰りたい衝動におそわれ、思案のあげく、購入は見送り。
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日本画二人展 中畝治子・中畝常雄@天音堂ギャラリー

日本画二人展 中畝治子・中畝常雄@天音堂ギャラリーを見物。

中畝さんの大阪での二人展は、前回にひきつづき天音堂ギャラリー。もっとちょくちょくのぞきに寄ろうと思いながら、天音堂ギャラリーにはご無沙汰していて、久々に行く。

新作・旧作をいろいろ見せてもらい、しばし話がはずむ。
絵をかけるような生活にほんの少しアコガレる。そのためにはウチに「壁」を発見しなければ。

http://www3.diary.ne.jp/user/348493/
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第37回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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