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永遠のおでかけ(益田ミリ)

益田ミリ『永遠のおでかけ』毎日新聞出版
益田ミリ『永遠のおでかけ』毎日新聞出版

▼腕時計の針は30分ほど前にとまっていた。そのせいで乗り遅れてしまったのだ。なのに、不思議となんとも思わなかった。もう、父のからだのことを心配しないでよいのだ。心配して泣かなくてもよいのだ。そう思うと、胸のつかえが下りたようだった。東京に着くと、急いでピアノと英会話のレッスンに出かけた。(p.88)

同じ年の生まれで、大阪出身というだけで、益田ミリさんには親近感がある。益田さんが父上を亡くしたときのことを書いているのだと知って、この本を読んだ。本は、叔父上を亡くされた話からはじまる。
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「その日暮らし」の人類学―もう一つの資本主義経済(小川さやか)

小川さやか『「その日暮らし」の人類学―もう一つの資本主義経済』光文社新書<br />
小川さやか『「その日暮らし」の人類学―もう一つの資本主義経済』光文社新書

▼先がどうなるかわからないことは、新しい希望にあふれているとも言えるのに。(p.9、「はじめに」)

ぎゅうぎゅうに詰まったような時間から、しばし解放されると、こういうタイトルの本が読みたくなる。ぎゅうぎゅうで身動きがとれないと感じているときにも、やはりこういう"先がどうなるかわからない"感じの本が読みたくなる。

和子の部屋―小説家のための人生相談(阿部和重)

阿部和重『和子の部屋―小説家のための人生相談』朝日新聞出版
阿部和重『和子の部屋―小説家のための人生相談』朝日新聞出版

どこからどうやってこの本にたどりついたか忘れてしまったが、阿部和重が「和子」になって、同業の小説家たちの人生相談に答える、という内容。母の名と同じ「和子」というところに、ヴァージニア・ウルフの「私ひとりの部屋」が母になったみたいなタイトルだと感じた。しかも、母はそのむかし、小説家になりたいと思っていたし。

その母が、中学生の頃に、父(私にとっては祖父)から小説家になることを反対されたというエピソードを思い出して笑ってしまったのがここ。金原ひとみとの相談部分だ。
Genre : 日記 日記

本バスめぐりん。(大崎梢)

本バスめぐりん。
大崎梢『本バスめぐりん。』東京創元社

▼「いっぱい借りて、いっぱい買って、いっぱい読む、これですよ。私も買ってますから。本屋さん大好きですし」(p.122、「ランチタイム・フェイバリット」)

移動図書館めぐりん号で本を借りるようになり、小説を読むようになった野庭さん。「時間ができたときに町の書店に入り、棚や平台を眺めるのが楽しみになった」と言う野庭さんに、司書のウメちゃんはすかさず本を買うようにすすめる。

そのココロは、「気に入った本を買って手元に置いたり、贔屓する作家の新刊をいち早く購入することで、誰でも出版界に貢献できる。誰かが支えなくては、新しい本は作れなくなる。図書館の棚も痩せ細ってしまう」(p.121)からだ。

ほんのミニコミ「ブックマーク」89号 (2018年5月13日発行)

「ブックマーク」89号ほんのミニコミ「ブックマーク」89号を、2018年5月13日に発行しました。

前の88号から5ヶ月ぶり。 当初は4月中にできたら…と思っていましたが、私自身の疲れもあり、4月末に法事もあって、5月になりました。

昨年の父入院と死去のあおりで、いつもの「2月」「8月」の発行からズレていますが、しばらくはお許しを。

定期購読の方には、5月13日投函で発送しました。
読んでみたい方には、見本誌を送ります。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。
編集発行=レター&ピース
letter_peace(at)yahoo.co.jp

2017年に書いた原稿@『ヒューマンライツ』誌

ヒューマンライツ201712



月刊誌『ヒューマンライツ』で、「本の道草」という本ネタを、引き続き書いている。(2016年書いた原稿リストは、こちら

2017年に書いた原稿タイトルと、本文およびイラストで言及した本を整理。

ほんのミニコミ「ブックマーク」88号 (2017年12月9日に発行)

ブックマーク88号ほんのミニコミ「ブックマーク」88号は、2017年12月9日に発行しました。

この数年はずっと「2月」と「8月」に出していたのですが、昨年5月の父入院~7月の退院~8月の再入院のあと、父の状態がよくならず、私自身が体調を崩したこともあり、「ブックマーク」88号は途中まで支度したまま8月の発行予定を延期。

その後、10月に父が死去、手続きや父宅の片づけに追われつつも、報告を兼ねて年内になんとか…と、父の死からちょうど2カ月の12月9日、発行にこぎつけました。前の87号から、10カ月ぶりでした。

発行のお知らせをブログにアップする気持ちのよゆうがないまま、すでに4カ月経過。
読んでみたい方には、見本誌を送ります。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。
編集発行=レター&ピース
letter_peace(at)yahoo.co.jp

昨日で、父の死から半年経ちました。ややイレギュラーな発行状態になっていますが、そろそろ次号の支度をはじめます。
「読んだ本・おすすめ本・これから読みたい本」の紹介がありましたら、4月20日頃を目途にお送りください。「これから読みたい!」本や「積んでるけれど読むつもり」の本の披露も歓迎です。短評やその本にまつわることをぜひお書きください。

ありがとうって言えたなら(瀧波ユカリ)

ありがとうって言えたなら

4月4日は母の命日。もう19年が経つ。

先月出たときからずっと気になっていた『ありがとうって言えたなら』を買ってくる。(ついでに、今シーズンから「日本手話」をしっかり学ぶテキストになったという『みんなの手話』を購入)

父の死



2017年10月9日、父が死んだ。満81歳と10カ月だった。
母を送ってから18年、父も逝き、これでもう親はいないのだと思うと、やはりさびしい。
Genre : 日記 日記

9月に読みおわった本

★父の状態が全く落ち着かないため、「ブックマーク」88号発行は、当面のあいだ延期します

この1カ月は、やっと退院か!と思うと、父が肺炎になり、ようやく落ち着いてきたかと段取りしようとすると、父がまた肺炎になり… 全くもって見通しの立たないなか、夏の疲れが出てきたようで、自分自身が体調を崩して、ほんとにきつかった。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在89号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第54回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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